Raichoでの仕事と乗鞍での暮らし ~自然との共生に関心がある方に向けて~

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スタッフのあつしです。2022年5月から9月と、2023年の9月からアルバイトスタッフとしてRaichoで働いています。

このブログでは、アルバイト/ヘルパースタッフを検討している人に向けて、乗鞍の暮らしと、Raichoでの仕事が伝わればと思って書いています。また、去年から乗鞍という地域に関わり始めて、すっかりこの場所が大好きになってしまった自分が思う、乗鞍の魅力、Raichoの魅力についても書き記したいと思います。

早朝の乗鞍高原

こんな自然に溢れた場所が日本にあるのか!

兵庫県出身で20歳から登山にハマった私は、一度長野県に住んで、とにかくアルプスの山々に登りたいと思っていました。そこで、住み込みで働けて休みの日には山に登れそうなゲストハウスや宿をネットで検索していたところ、Raichoがヒットしました。

HPに載っていた乗鞍高原のPVを見て、「なんだこの地域は!こんな自然に囲まれた場所があるのか!」と驚いたと同時に、絶対ここで暮らしたいと思って、求人に応募した記憶があります。

宿の近くに大自然が広がる

Raichoでの仕事について

アルバイトスタッフが担当するのは、温泉宿の掃除業務とカフェ業務(11月5日まで営業中)の2つがメインです。掃除は9時から12時ぐらいまで、カフェは8:30〜16:30までの営業時間なので、8時に出勤することが多いです。午前は掃除で、午後はカフェみたいな日もあります。

掃除については、館内がとても広いので少々大変なところもあります。温泉、ワークスペース、ラウンジ、ゲストキッチン、トイレなど、フロア全体の掃除を進めていきます。アルバイトスタッフだけでシフトに入ることはなく、必ず正社員スタッフと一緒に行うので安心してください。

カフェについては、レジ業務とフード&ドリンクの提供などがあります。一般的な飲食店と違うのは、ほとんどの工程を一から手作業で行っているので、丁寧かつスピーディに行う必要があります。また、観光客が一番集まるバス停の真ん前に店舗があるので、行列ができることも多いです。

お客さんから美味しい、乗鞍に来てよかったと言ってもらえるのをモチベーションにみんなで頑張っています。

広くて快適なワークスペース。スタッフも利用します
カフェ仕事はみんなで協力しながら毎日忙しい

・乗鞍の自然について

休みの日の過ごし方はみんなそれぞれです。アウトドアを楽しむメンバーが多いですが、Raichoでゆっくりしてもいいし、自分のやりたいことに打ち込む人もいます。

自分はもっぱら自然のなかへ。登山をしたり、マウンテンバイクで遊んだり、川で遊んだり。最近は乗鞍をすみずみまで歩き回って写真を撮っています。

季節の変わり目は本当に美しく、紅葉に色づく木々、雪が積もる乗鞍岳、霜に包まれる葉っぱたち。星空が綺麗に見える日は、肉眼で天の川を見ることができます。

国立公園内に位置しているだけあって、本当に自然との距離が近いです。自分は乗鞍にいると毎朝空を見ます。今日は青空だ、雲が多い日だな、風が強くて午後から雨が降りそうだ。そんな変化を感じながら自然と一体になって過ごしていると、エネルギーが湧いてきます。

乗鞍に住む人たちは、みな自然に対して畏敬の念を持っていると思います。自然と共に暮らし、自然と共に苦労して、自然と共に楽しんでいます。自分も元から登山が好きでアウトドアな人間でしたが、自然に対して深く考える機会というのはそこまでありませんでした。

乗鞍にきてから自分の内面も日々変化していて、この環境を守りたい、この素晴らしい場所を持続可能なものにしていきたいという気持ちを強く持って生活している気がします。環境問題などに対して、課題意識はありつつも、実際にアクションを起こすのは難しいということも多いと思いますが、そのような社会課題に取り組める場が乗鞍には多くあります。

10月の乗鞍岳はすでに雪
最近ハマっているロックバランシング
宿の前で、いつでも焚き火ができます

魅力的なRaichoメンバーの紹介

Raicho Incは正社員スタッフとアルバイト/ヘルパースタッフ合わせて10名程度のメンバーで働いています。都会とは違う自然に囲まれた環境で、ほかの仕事よりもメンバーとの距離が近い部分もあります。どんなスタッフがいるのか分かれば安心材料になるかと思うので、Raichoメンバーのなかで、去年から長くお世話になっている3名の紹介をします。(ほかのスタッフの紹介もしたいけど、とんでもない量になってしまうので今回はごめんなさい!)

山本 拓郎さん

拓郎さんは主に温泉宿の業務を担当しているリーダー的な存在。Raichoでの仕事も進めながらフォトグラファーとしても活動しているスーパーなカメラマン。一度、拓郎さんと登山なり乗鞍で朝活なりをしたら、凄いのを撮ってくれます。みんな拓郎さんの写真が大好き。

私が初めて乗鞍に来ようと思った時、やはり人間関係が大事だろうと思っていました。そこが合わないとちょっとキツイかなぁと。そんななか、アルバイトに応募して面談担当は拓郎さんでした。話しているなかで、満面の笑みで「乗鞍も雷鳥も最高ですよ〜^^」と言ってもらったときに、あ、絶対大丈夫だ、間違いなく良いチームだと確信しました。 拓郎さんより良い笑顔をする人を僕は見たことがありません。笑

牧野 茉莉さん

まりさんはGiFT NORiKURAの店長として、主にカフェ業務に関わっています。それと並行して乗鞍の保育園での仕事もやっています。みんなのお母さん的な存在。

まりさんは料理、押し花、裁縫、なんでもできるすごい人。本当にできないことが見当たりません。特にまりさんの料理は絶品で、小料理屋「マリ」がいつかできた日には、絶対通い詰めることになります。笑

また聞き上手なまりさんは、話しているだけで癒やし効果があります。悩んだときは茉莉さんと話して、気づいたら悩みはどこかに消えていることでしょう。あとアウトドアに遊びに行くと、テンションが上がりすぎて、ずっと笑ってよく叫んでいるのも隠れおもしろポイントです。

日野 菜美さん

なみさんは宿とカフェの両方を担当しているスタッフです。また、脱炭素を学び実践するコミュニティ「ゼロラボ」の運営にも関わっていたりします。

なみさんは英語がバリバリ喋れるので、海外のお客さんも多いRaichoでとても頼りになる存在です。サステナブルな取り組みに対してもアンテナが高く、なみさんと話しているだけでいつも良い刺激を受けます。

山も海も大好きで、スイカを愛しています。自分はスーパーでスイカを見るとなみさんを連想するようになってしまいました。またしっかりしているのに、たまに赤ちゃんっぽくなるところがあっておもしろいです。笑

そのほかにも魅力的なスタッフが働いています。仕事を終えて、みんなで夜ご飯を一緒に食べながら談笑する時間が、わたしは一番好きです。

安心して乗鞍に来てみてください

乗鞍の暮らしとRaichoでの仕事、働いているスタッフの紹介をしてみました。

乗鞍にきてもちろん大変なこともあるかと思います。冬は寒さが厳しいですし、都市の生活に比べると不便に感じるかもしれません。しかしそんなことが全く気にならないぐらい、自然に満たされて、美しい景色を見ながら暮らすことができます。

そして、滞在している間に必ず新しい発見があると思います。環境問題について、自然について、地方創生について、食について、仕事と暮らしについて。自分ならではの発見を深めてもらって、周りの人たちにシェアしてもらえれば、Raichoとしても嬉しい限りです。

さいごに、乗鞍高原は本当に素晴らしい場所で、Raichoは最高の居場所なので、ぜひ安心して飛び込んできてください!

Raicho Incでは一緒に自然と共生した暮らしを未来に残してくための仲間を募集しています。
詳細は以下のリンクから。

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